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1日1曲にしぼる |
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初レコーディングでは、録音する曲は1曲にしぼりましょう。
一度に沢山の事をしようとすると、混乱して心の余裕がなくなり、結果的に良い物が作れない事が多いです。
沢山の曲を録るのは、一度作業を経験して慣れてからにしましょう。
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時間に余裕を持つ |
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1曲7〜9時間くらい掛けましょう。
1時間¥4200も掛かるのですから、少しでもお金を節約したい気持ちは分かります。
しかし、節約のあまり、時間不足の「やっつけ仕事」で、ひどい仕上がりの作品になってしまっては、
わざわざスタジオでレコーディングする意味がありませんよね。
余裕を持って予算・スケジュールを考えましょう。
(初めてのレコーディングキャンペーン8時間¥21000がおすすめです!)
<実例> あるバンドの作業スケジュール(1曲録音)
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11:00-11:30 機材セッティング (0.5時間) |
11:30-13:30 ドラム・ベース同時録音 (2時間) |
13:30-14:00 ベース追加録音 (0.5時間) |
14:00-16:00 リズムギター録音 (2時間) |
16:00-16:30 リードギター録音 (0.5時間) |
16:30-18:30 リードボーカル録音 (2時間) |
18:30-19:30 コーラス録音 (1時間) |
19:30-20:00 機材撤収・データ焼き (0.5時間) |
計9時間 |
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慣れた曲にする |
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初レコーディング曲は、普段から練習を積んでいる慣れた曲にしましょう。
「今日初めて全員で合わせる」「アレンジが決まっていない」「上手く演奏できた事がない」・・・そんな曲はやめておきましょう。
レコーディングはただでさえ緊張して凡ミスをしがちです。そんな状況で不慣れな曲を演奏しても大抵上手くいきません。
時間とお金ばかり掛かってしまいますよ!
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テンポを決めておく |
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曲のテンポ(BPM)を事前に決めて、そのテンポに合わせて練習しておきましょう。
当然ですが、テンポは録音後に変える事はできません。「早すぎた」「遅すぎた」という事が無いように決めておきましょう。
また、録音は基本的にクリック(メトロノーム)に合わせて行ないますので、クリックを聴きながら演奏する練習をしておきましょう。
※もちろんクリックを使用しない録音もできますよ!
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楽器を整備しておく |
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楽器が故障していない事を確認しておきましょう。
「アンプにつないでも音が出ない」「ヘッドが破れていた」「さわると変なノイズが出る」「弾いていると直ぐにチューニングが狂う」
・・・など、スタジオに来てから楽器の故障に気付く事は結構多いです。事前にチェックして修理しておきましょう。
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資料を準備する |
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歌詞・曲構成を書いた紙を作成して、当日にスタジオスタッフへ渡しましょう。
できるかぎり、歌詞と構成(「1番イントロ」「1番Aメロ」「1番Bメロ」「1番サビ」「2番イントロ」などの説明)を書いた紙を作りましょう。A4サイズ位の大きさの紙1枚で結構です。(オタマジャクシの譜面は特に必要ありませんよ!)
これがあると「2番Aメロのxxxの歌詞の所から録り直します」等と、明確にやりたい事が伝わるので効率良く作業できます。これがないと「えーと、真ん中位の方のジャーンっていう所から録り直します」「すいません、具体的にどこでしょうか?ここですか?」「えーとそこのジャーンじゃなくて、ジャンのあとのジャーンです」「???」 と、いった様に説明が難しく効率が悪いです。
口下手な方・人見知りな方は、余計なストレスを回避するためにも是非ご準備下さい。
※構成表の書き方が不安な方は歌詞だけでも結構ですよ! |
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