ギターアンプシミュレーター LINE6 POD XT
	ギターアンプシミュレータの代名詞。 小型のボディに多数のモデリングサウンドを搭載。 プロにも愛用者は多い。
本物ギターアンプ (1) Marshall JCM800 2204
	80年代を代表するギターアンプ。 「ハードロック／へヴィーメタル用のすごく歪むアンプ」と 思われがちだが、実際には単体ではあまり歪まず、 ちゃんとピッキングしないと、ちゃんとした音が出ない 上級者用のアンプ。 ザラザラした音色と、耳をつんざく高音が特徴的。
本物ギターアンプ (2) Fender Twin ReverbII
	80年代初頭に発売されたギターアンプ。 一連のTwin Reverbシリーズの中ではマイナーな機種だが、 2チャンネル仕様で、伝統的なクリーンサウンドと同時に、 結構な歪みサウンドも出せる隠れた名機。 　（プリント基板を一切使わないPOINT to POINT配線。風貌の割に本体重量はすごい。 　　スタジオスタッフがメンテナンスで最も泣かされている機器のひとつ…。） 繊細な印象の音色と、温かみのあるリバーブが特徴的。

＜アンプシミュレーターのサウンドの録音＞
　今回はライン録音ではなく、POD XTをROLAND JC-120のINPUTに接続して、JC-120に
　マイクを立てて録音します。ライブでのシミュレーターの使用を想定しています。

接続図
	「ギター」→「POD XT」→「JC-120」の順で接続します。 JC-120のTONE設定はすべてセンター位置に固定します。 POD XTの設定は[FRONT OF COMBO]にします。 　（ライブではこんな接続で使用する方が多いのでは？） ギターはGrover Jacksonのアーチドトップソロイストです。 2ハムでセイモアダンカン SH-1を搭載したイキな奴です。

＜本物アンプのサウンドの録音＞
　ギターをアンプに直結して、アンプのスピーカーの前にマイクを立てて録音します。

JCM800とTwinReverbIIについて、それぞれ下記の設定で試奏します。

＜JCM800編＞
　ギター　　　 ピックアップ：リア　ヴォリューム：全開　トーン：全開
　JCM800　 INPUT：HIGH　PRESENCE：5　BASS：5　MIDDLE：10　TREBLE：2　MASTER：3　PREAMP：10
　POD XT　 PRESET：13A Brit J-800 (JCM800をモデリングしたプリセット) 　EQ：本物に近付く様に適宜調整

＜Twin Reveb II編＞
　ギター　　　 　　　　ピックアップ：フロント　ヴォリューム：全開　トーン：全開
　Twin ReverbII　 CH：CLEAN　VOLUME：5　TREBLE：6　MID：5　BASS：3　REVERB：5　PRESENCE：4
　POD XT　 　　　　PRESET：6C Double verb (TwinReverbをモデリングしたプリセット) 　EQ：本物に近付く様に適宜調整

さあ、ブラインドテスト形式で聴きくらべてみましょう。どちらが本物のアンプでしょうか？

JCM800編

A				さあ、AとBどちらのサウンドが 本物のJCM800か分かりますか？
B

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Twin Reverb II編

A				さあ、AとBどちらのサウンドが 本物のTwin Reverb II か分かりますか？
B

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