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【実験2】 木製ピックを自作してみる

ピックは使い続けると、削れます。
一枚100円程度のものですが、長い目でみるとこの出費はバカにできません。

そこで、安く、簡単に自分でピックを作れないか?
と考え、安く入手できる木材でピックを自作してみる事にしました。

<目標> 木材を使用して、安く、簡単にピックを自作



1.材料調達

・ホームセンターで安く売っている木材を使用。

・60円で購入。

・木の材質は不明。
(買うときに見落としてました。すいません。)

・合板だと割れそうなので一枚板。

(木のピックは楽器屋でもごく希にしか目にしませんが、自作+安さを考えると木が一番?)


2.製作

・ピックの形を書き...
・ノコギリで切る!

(折れるのでは?という不安から厚さは3mm程度)
・ヤスリで仕上げ。

(形を整え、厚さ1.5〜2mm程度までヤスリがけ。)
・1時間20分程度かかって、とりあえず3枚完成!

(木目がなかなかいい感じ?)




3.ギターを弾く

・とりあえずギターを弾いてみる。

・多少持ち手が滑りやすい様に思われ、スベリ止めにギザギザを入れてみる。

・更に弾くこと30分。

・割れることもなく、特に問題なし。 



【まとめ】

安く 時間と作る気さえあれば、かなりの量が作れます。
(材料費60円で50枚位作れてしまうのでは? とすると一枚1.2円!!)
簡単に × 思った以上に時間がかかりました。
木くずが結構でるので、室内で作るのはお勧めできません。
品質 全然普通に使えます。
が、強度的に極薄のピックは作れません。


作るのが面倒でなければ、これはイケます!(スタジオで大量に作って1枚5円くらいで売ってみようかな....)

利点
・木は吸水性があるので、プラスチック製と比較して汗で滑りにくい。
・表面の形状を、彫刻刀で容易に自分好みに加工できる。(ギザギザをつける、凹型にする等)
・木目なので見た目がカッコいい。珍しいので他人に自慢できる。
・何より自作なので愛着が湧く。

欠点
・とにかく作るのが面倒!
・手作業なので、一定の形状に仕上げるのが難しい。
・極薄のピックは作れない。
・弾いていて「割れるんじゃないか?」と、何となく不安になる。(これ結構重要ですぜ)

と、いったところでしょうか?
本当は今回、木のピックでギターを弾いて、サウンドの違いを録音しようと思ったのですが、
聴いてすぐ分かるような違いはありませんでしたので、サウンドファイルの掲載は止めました。
今回使用した材質では、サウンドには取り立てて特徴・クセは無いと感じました。


<実験結果>  成功!
 「金は無いが時間はある」「オレは工作が得意だ」という人にはオススメ!



何気にやってみたピック自作ですが、意外に上手い事いってしまいましたので、これに味をしめて
今後も引き続きやっていきたいと思います!




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