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【実験19】 割れたシンバルを復活させられないか?(PART3)

またまた、この企画が復活!
(2007年5月のロウ付けから3年が経とうとしております。時が経つのは早いもんですな〜。。)

ただ、今回は復活の意味がちょっと違います。
これまでは、割れたシンバルを割れる前のシンバルサウンドへ戻すことを目標にしておりましたが、
今回は別物として復活させようと思っております。

具体的には、割れたクラッシュシンバルを加工してエフェクトシンバルにしてしまおうかと、、、

割れたシンバルがたまってきたこと、ロウ付けが難しいほど割れが大きいシンバルがあること、
実験ネタが思いつかないこと、うまくいけば販売もできるかもしれないこと、
などの理由により実験を決行いたしました。

どうぞお楽しみ下さい。


<実験目的> 割れたクラッシュシンバルをエフェクトシンバルへ加工する。

1.状態確認

まずは状態を確認しておきます。

割れ部分が大きく、ロウ付けが困難です。
また、割れ部が2箇所あるので両方をカットする形状にしなければなりません。



今回、サウンドは特に比較するわけではないですが、
一応録音しておきました


割れシンバル


新品シンバル



2.シンバルをカット
カット部分をマジックで書き込み グラインダー登場!これでギュイーンって、カットします。
割れ部2箇所をカットするようなデザインにしました。
また、せっかくなのであまり見かけないデザインにしてみました。


あまり使用してなかった電動工具を引っぱりだしてきました。
こいつでやっつけますが、鉄を切るだけあってめちゃめちゃ恐いっす。
取扱注意です。マジで指とかぶち切れますぜ。

カット完了 エッジ処理
ケガをすることなく無事カット完了。
なんだか面白い形になりました。
サウンドが楽しみですね。

カットしたエッジが危ないので、ヤスリで処理しましょう。

ヤスリ-1 ヤスリ-2

鉄のヤスリで形を整えます。



サンドペーパー(耐水ペーパー)で更に仕上げていきます。
今回は#240、#500、#1500を使用しました。


磨き 完成
全体をピカールで磨きます。
マジックの下書きもきれいに消して完成です。


こんな感じになりました。うーん、意外とカッコイイ。





3.録音
それでは、早速録音してみましょう。

今回も録音はZOOMのH4というハンディレコーダーを使用しました。
コンパクトでちょっとした録音にはとても重宝します。。




4.試聴!
今回は特に割れてないシンバルと比較する必要はないので、お気楽です。
(市販のエフェクトシンバルと比較すればいいのかもしれませんが、、)
どんなシンバルサウンドにななっているのでしょうか!?

シンバルサウンド






【まとめ】
<実験結果> 成功も失敗も、判断基準がよく分かりませんが
なんとなく
大成功でしょう!

こんな音のエフェクトシンバルがあってもいいんじゃないでしょうか。
見た目もキャッチーな感じだし、他では売ってないし。

使いどころはドラマーさんのセンスに関わってきますが、
一発の飛び道具としては十分に使えるかと思います。


「割れたシンバルを復活させられないか?」シリーズは
今後、「エフェクトシンバル自作」シリーズに変わりそうです。はい。

割れシンバル、結構たまっているので、
面白い形状のエフェクトシンバルを作っていきたいと思います。


*注意: ご自分で作る場合、作業はあくまでもご自己責任でお願いします!万一トラブル・ケガが発生しても責任は負えません!



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