【実験11】 リングミュートを自作してみる。 |
リングミュート(ミュートリング)というものをご存知でしょうか?
スネア・タムタム・フロアタムなどをミュートするためのリングなのですが、(そのままですね、、。)以外と高いんですよね。
4種類セットで\1100、10枚入り\2900、など・・。
別に、特別な材質だったり加工がしてあるとは思えないんですが、どうなんでしょうか?
自分で作ったものでもミュートくらいできるのではないでしょうか?
というわけで、今回は「リングミュートを自作し、その効果を確かめてみる。」という実験です。
|
1.リングミュートの作製 |
<材料調達と加工>
破れたバスドラムのヘッドがあったのでそれを使いました。
簡単です。ハサミで切り出すだけです。
(ミュートするだけなので、厚紙や布なんかでもいいと思いますが。どうなんでしょう?)
|
切り出し前 |
切り出し後 |
|
|
<完成>
とりあえず12”と16”のものができました。(切り出しただけですが・・) |
|
|
2.試奏
|
< 「リングミュートを使用したサウンド」と「使用しないサウンド」をそれぞれ録音。 >
|
12”タム録音 |
16”フロア録音 |
|
|
|
|
|
3.聴きくらべ! |
それでは早速、サウンドを聴いてみましょう!
ブラインドテスト形式になっています。どちらがミュートしてあるサウンドでしょうか?
(ヘッドフォンで聞いた方が分かりやすいかと思います。)
|
12”タム編
|
A |
|
A,Bどちらがミュートリングを使用したサウンドか分かりますか? |
B |
|
|
|
16”フロア編
|
A |
|
A,Bどちらがミュートリングを使用したサウンドか分かりますか? |
B |
|
|
|
【まとめ】
|
どうでしたでしょか?
自作のリングでミュートができるか確認できたでしょうか?
今回のブラインドテストは意外と簡単だったと思います。
これくらいミュートができていれば、「リングミュートの自作は簡単に可能」
と言えるのではないでしょうか?
利点
・市販のものより安く手に入れることができる。(というか今回はタダです。タダ。)
欠点
・キレイな円に仕上げるのが難しい。
(キレイな円のものを作りたい場合、コンパスなどを使うことで問題は解決されそうですね。)
<スタッフの感想>
材料さえ調達できれば、特別な工具は必要ないので簡単につくれます。
「作る曲がマンネリ化している」、「何か変化が欲しい」ときなど、
ドラムのミュートサウンドで、今までにない感じの曲を作ってみるのも
面白いのではないでしょうか?
*何も起こらないとは思いますが、、、作業は自己責任でお願いいたします。
|
【宣伝】 リングミュート無料レンタルいたします!
今回自作したリングミュートAスタジオ内に設置しております。
ご自由にお使い下さい。
|
|